私たちについて

合同会社バリューフォレスト

時代にあわせた
森の価値を
再構築するために

遠く離れたイランの地で、水の国“日本”を想う

これまでには、イランやモンゴル、アフリカのマラウイ共和国などで、
森林林業開発のコンサルタントとして、国際協力に携わってきました。
そこで感じたのは、人は森の恵がなければ生きられないということ。

そして日本ではその森を守るために人の手が行き届きにくい現実。
地域・流域が一体となって持続的に保全活動を行っていくためには、
自然の恵から地域を守るための収益が生み出される仕組みづくりが
不可欠であると感じました。

気候や植生が異なる海外の森林を見ていると、その土地固有の魅力にも気付くようになります。
木材だけでなく、多様性ある資源を活用した森林産品、
さらには自然を体感する空間そのものの可能性を強く感じました。
森林林業を木材の生産としてだけでなく、総合的な価値に目を向けることで、
新たな可能性が広がっていくと考えています。

イランでの森林保全

マウライでの森林保全

モンゴルでの活動の様子

木材生産だけでない森林の価値を磨き上げる

弊社バリューフォレストは、群馬県桐生市の最奥部、梅田五丁目にあります。
他の山間部同様に過疎化が進む地域ですが、
森に分け入り、その個性に目を向けてみると、
山椒や柚子やかりんなど、季節の滋味にあふれていることに気づきます。
さらに、自給自足の暮らしで培われた生活文化があります。

暮らしに欠かせない森を持続的に守っていくために、
森林からの恵みを磨き上げ、ゆるやかな経済循環とつなげる。

その第一歩を、この桐生・梅田の地からはじめていきます。

合同会社バリューフォレスト
代表社員 武井沙織

SAORI TAKEI’s PROFILE
武井沙織プロフィール
1978年生まれ群馬県桐生市で育つ。岩手大学農学部農林生産学科にて森林科学・林学を学ぶ。2002-2004年青年海外協力隊の植林隊員で中米ニカラグアのチナンデガ市役所に勤務。2005年(一社)海外林業コンサルタンツ協会(現在(一社)ジョフカ)に入社。2021年5月の団体解散まで国際協力コンサルタントとして勤務。主として中国、イラン、マラウイ、モンゴル等での森林保全コンサルタント業務に従事。国内はJICAの自然資源分野国内支援、NPO秩父百年の森への技術支援、全国木材組合連合会での外国人実習生の木材産業職種化支援、熊野市森林ビジョン作成支援等を経験。
2021年6月に合同会社バリュー・フォレスト設立